【感想】領怪神犯 3

ネタバレあり

 シリーズ完結! 現在、過去を巡りそして未来を生む物語が紡がれる。

 人知を超えた領怪神犯と人との関係にどう区切りが付くのか想像もつきませんでしたが、国生みの神と神義省の関係、そこに在わす神が人間の味方だったとかクライマックスはこれまでの謎も明かされてとても面白かったです。二十年前の因縁の地が再び舞台となるのも運命的。

 今回も切間の頼みを聞いて助けてくれた桑巣の神が優し過ぎる。

 二十年前なにも出来なかった梅村が片岸と共に知られずの神のもとへ向かう決意をし、妻と娘のいる世界という未来を宮木に託す場面が泣けました。烏有と切間が再会出来たところも泣けました。

 全ての神を消して普通の世界に戻すのだと思っていたので宮木が願ったように神と共存している世界になったのは確かにこれがハッピーエンドだしこれで良かったなぁとほっこりした気分になりつつ、神という存在が普通に在る世界ってどんなだろう、色んな事が起こるんだろうかとワクワクする気持ちにもなりました。

 宮木も片岸もみんな報われて最高のハッピーエンドでした。