【感想】Fate/strange Fake (9)

ネタバレあり

“イヴェット・L・レーマンが、目からビームを出した。”

 何を言ってるのか分からないかもしれませんが本編の一文。

 ティア・エスカルドスとエルメロイ教室のシリアスな戦いの最中、一瞬の寂寥に囚われ隙を見せたティアを襲った攻撃がこのイヴェットの“目からビーム”。緊迫する戦いの中で差し込まれたこの言葉に私も「は?」となりました。

 実際はあの『魔眼蒐集列車レール・ツェツペリン 』の魔眼大投射を解析したⅡ世がイヴェットに託した大投射もどきとのことですがこの意外な攻撃にはびっくりしました。

 他にはアヤカの正体が赤ずきんだということが判明しました。【それ】という魔力炉、妖精や幻想種のようなものだった赤ずきんは周囲の願望を叶えるという特性を持っており、少しずつ周囲をねじ曲げていたとのこと。セイバーがアヤカの特性の影響を受けていて本来の在り方を歪めてしまったのではとアヤカが思考する場面は切なかったです。

 ギルガメッシュはアルターエゴとして復活。神性を失い人としてウルクの王として若返って復活したギルガメッシュの様子は今までの唯我独尊とまったく違って、でも善意のみで情や慈しみはないというところはやはりギルガメッシュらしいなと思いました。

 シグマは大聖杯のもとに辿り着きファルデウスと交戦開始。

 いよいよ次巻完結とのことでこの偽りの聖杯戦争がどんな結末を迎えるか、最終巻はどんな厚さになるのか、楽しみです。