1月の読書メーター
読んだ本の数:11
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ナイス数:68
探偵はもう、死んでいる。12 (MF文庫J)の感想
軽々と世界を飛び回り物語を繰り広げてきたたんもしもついに別世界まで巻き込んでのお話が始まり、ますます世界が広がっていくのが楽しいです。ドッペルの設定はどこかで使われるんだろうと思っていましたが予想を上回る使い方で驚きました。君彦を守った果てにしばしの眠りに就いたノーチェス。今後は彼女の復活も君彦の原動力となるはず。大神が《未踏の聖域》の《特異点》であったことも明かされ何やら秘密のありそうな《特異点》の力も気になります。今度の探偵は異世界でもう、死んでいる。
読了日:01月31日 著者:二語十
涼宮ハルヒの直観 (角川文庫)の感想
スニーカー文庫版は既読なので四年振りの再読。昔の話だったり外国の話だったという叙述トリックがメインだったのは覚えていましたが細部は覚えていなかったので楽しめました。本シリーズが角川文庫に収録されるにあたりSFミステリーとしての面白さも注目されましたが、今作は本格ミステリに真っ向から挑戦しているのが異例で面白かったです。そんな作品なので解説が相沢沙呼先生なのも納得。相沢先生は「invert」の中で「推理を楽しむより勘で犯人を当ててるだけ」みたいなセリフが出てくるので論理を大切にされてる方なんだと思ったので。
読了日:01月29日 著者:谷川 流
涼宮ハルヒの劇場 (角川スニーカー文庫)の感想
ハルヒの傍若無人振りと異変に気付き解決に奔走するキョン達の様子が久々で楽しかったです。ザ・スニーカー誌に掲載された短編に書き下ろしを加え長編にまとめた内容で時系列的には文化祭の後の外伝的お話。黒幕は天蓋領域でこの頃すでに接触を図ってきていたことや消失前に長門がハルヒの現実改変能力を使ったことがあるのが知れて良かったです。今回の記憶は封印されていますが今後出てくることがあるのか爺さんだったフクロウと共に気になります。腕時計で時間を確認する場面にはスマホじゃないんだなと時代を感じました。
読了日:01月29日 著者:谷川 流
変な絵 (双葉文庫 う 23-01)の感想
別々の事件に思える事柄が徐々に繋がっていき一つの絵を描き出すのがとても面白かったです。一人の女性を軸としてそれぞれの章をレイヤー順に重ねていくと真相が浮かび上がるという、全体も最初の章の絵の仕掛けのような構造になっているのが上手いなぁと思いました。最初に出て来た栗原は前作「変な家」の彼なのかと思っていたらおまけの前日譚でそのことも触れられていてニヤッと出来ました。ファンタジー寄りだった前作と比べると一人の女性の歪んだ愛情が起こした事件と人生という今作の方が“ありそう”で面白かったです。
読了日:01月28日 著者:雨穴
イクサガミ 人 (講談社文庫 い 148-4)の感想
vs.眠は宿場一帯を眠らせる毒を使い身体能力も凄まじい相手に参加者同士組んで挑むのが熱かったです。静まり返った夜の町を駆け巡る戦いというシチュエーションもかっこいい。その後も様々な地で戦いは続きラストは走り出した機関車に軍隊を振り切り飛び乗り、追ってきた敵と屋根の上で対決と強敵との決着に相応しい燃えるシチュエーションでした。愛刀を折られながら勝利し無骨から村雨を受け継ぐ所は無骨は好ましいと思う所が全くない敵でしたが熱かったです。軍に囲まれ銃弾の雨とか機関車とか後半近代らしい場面が出て来たのが良かったです。
読了日:01月27日 著者:今村 翔吾
これが魔法使いの切り札 2.竜の少女 (ファンタジア文庫)の感想
ド直球に王道な学園ファンタジーで面白かったです。傭兵生活で普通とズレたリクスの言動に加え新キャラ・トランもリクスと同じように常識知らずで、巻き起こす学園生活のドタバタが楽しかったです。後半は古竜種であるトランを巡って敵とのバトル。ランディやアニーも要所要所で活躍して敵にも一目置かれるのが良かったです。セレフィナの方が死にやすいというのが伏線でなければいいけど。暴走するトランを手にかけようとするリクスと、《宵闇の魔王》に挑んで敗れたトランを介錯した《黎明の剣士》の記憶が重なるところはウルッと来ました。
読了日:01月25日 著者:羊太郎
創成魔法の再現者 8 新星の玉座 -在り得ざる魔の前哨大戦- (オーバーラップ文庫)の感想
それまで陣営の交渉や折衝を一手に引き受けていたユルゲンが居なくなった穴を埋めるため味方に付いた第二王女ライラ。エルメス達の真っ直ぐな気持ちに眩しいものを感じながら憎まれ役もこなす姿が好きです。あらゆる魔法を再現してみせる人型の魔物カルマ。この強敵に相性が最悪なエルメスがどうやって勝利するのか、強力すぎる能力を持った敵相手にその能力を逆手に取る王道の攻略が面白かったです。失敗作と蔑まれてきたヘルクが泥臭く足掻き王族として皆を率いる背中を見せようとする折れない姿が熱かったです。
読了日:01月19日 著者:みわもひ
ヴォイニッチ写本 世界一有名な未解読文献にデータサイエンスが挑む (星海社新書 323)の感想
私もデタラメなものだと思っていたので解析することで意味のある文章の特徴が現れたというのが面白かったです。同じような特徴を持った文字列を書く方法はあるけれどそれで作ったものはまったく結果が違い、似た時代の似た内容と思われる文章とは近い結果が出たというのが興味深かったです。植物セクションと薬草セクションの内容が近いというのもちゃんと意味を持って書かれているように思いました。暗号であればここまで解けないことは考えにくいので独自の言語なのではないかという説が当たっているように思いました。
読了日:01月19日 著者:安形 麻理,安形 輝
ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインXIV ―インビテーション・フロム・ビービー― (電撃文庫)の感想
今回はSJから離れてビービー主催のミニゲーム。ステージに隠されたギミックを利用してクリアしていくのがゲームっぽくて楽しかったです。ビービーの正体にもびっくり。「必殺技でもプレゼントしてくれるのかい」というフカの言葉はマザロザを意識したものだし、その日がユナリン事件の日というのもついに本編に追いついて今後の展開がどうなるか楽しみです。
読了日:01月12日 著者:時雨沢 恵一
Re:ゼロから始める異世界生活39 (MF文庫J)の感想
スバルと同じような能力を持ちながら謎多き男アルデバランがメインの第九章。プリシラに拾われて道化として可愛がられていたけれどそれ以前、剣奴孤島に囚われる前にも彼の目的や生き方があったはずで、それが明らかになるのか楽しみです。スバルは新章開始早々今度は封印されてしまい出番があるのか心配。最強の剣聖相手にアルの権能は勝てるのか、アルの目的はなんなのか、先が楽しみです。
読了日:01月12日 著者:長月 達平
とある暗部の少女共棲(3) (電撃文庫)の感想
前回は原子崩しの研究者を失い能力の未来を閉ざされ、今回は学校のクラス委員長を失い表の世界との繋がりがなくなるという、順調に麦野が暗部の更なる闇へと堕ちていくのが辛い。正義も誤った方に突き詰めると暴力装置になるという、特別例外処理班の姿に正義のなんたるかを考えさせられる。だけど4人の能力を合わせた合体技は今までなかった発想で面白いし熱かったです。絶体絶命のピンチに絹旗の叫びに応えて立ち上がる麦野が熱かった。
読了日:01月12日 著者:鎌池 和馬,ニリツ
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