2月の読書メーター
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私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!(26) (ガンガンコミックスONLINE)の感想
智貴を巡ってラブコメ全開な感じの巻でした。並んで座る智貴と吉田さんを遠巻きに眺めながらの駆け引きが面白かったです。膠着状態を壊してくれたこみさんと行動がイタくなってきたネモが面白かったです。加藤さんがきーちゃんに自分がもこっちのことを一番知ってるって思いたいんだねと、自分もそうだったと話すところがエモかったです。現生徒会長がもこっちをなんの努力もせずに友達に恵まれただけで、と思うところで、いやいやもこっちだって色々苦労してぼっちから脱した……と思ったけど自分のやりたいようにやってるだけだった。
読了日:02月16日 著者:谷川ニコ
魔法警察ファンシー☆マリリン 1 ~証拠がなくても即逮捕!~ (オーバーラップ文庫)の感想
とても面白かったです! 倒叙ものなのかなと思ったら密室や日常の謎などバラエティに富んだ事件の数々で読み進めるのが楽しみでした。ビームサーベルだったり六つ子だったり壁に穴開けたりとぶっ飛んだ設定が確たるコメディミステリとしての定義づけになっていて迷うことなく世界観を楽しめましたし、あっさりした文体もとてもマッチしていました。マリリンの追っていた吸血鬼もどこかで登場するキャラなんだろうと思っていましたが意外な犯人で驚きました。最初の事件で乱闘を自慢げに話す副社長に警部がドライに手錠を掛けるところが大好きです。
読了日:02月11日 著者:やますやま
黒幕ゲーム2 学園の黒幕ですが最強暗殺者の未来を救ってもいいですか? (MF文庫J)の感想
学園全体参加の行事が久追先生の真骨頂という感じで面白かったです。物延が参戦を宣言し仲間の動物達が集結する場面はこれだけの監視網をどうやって掻い潜るんだと結構な絶望を覚えましたが、事件の発生を誘導し動物達の視覚、嗅覚、聴覚を封じるという作戦には驚きました。いずれ敵対するかもしれないと来都が無意識に仲間達を信じ切れていなかったのに気付き、仲間の力を頼ろうとした時にはもう仲間達が集まっていたところが熱かったです。怪しかった御手洗が敵側というのも判明し次は誰を救うのか楽しみです。
読了日:02月11日 著者:久追 遥希
これが魔法使いの切り札 3.微笑みの公女 (ファンタジア文庫)の感想
王道の学園ファンタジー第三弾。今回も新キャラが登場。羊先生があとがきでキャラクターが大事とおっしゃっているように、ゆるふわに見えてあざとく裏のあるルティルが全面に出て来た巻でした。リクスを籠絡しようとするルティルが逆に彼のペースに巻き込まれて行くところはこれも先生のおっしゃるリクスの真摯で真っ直ぐな意外な一面が見られて面白かったです。ラストは魔王遺物を取り込んだルティルと対決。リクスが概念を斬るという光の剣閃の本当の力に覚醒し遺物と一体化したルティルの心臓から遺物だけを斬るという王道展開が熱かったです。
読了日:02月09日 著者:羊太郎
世界でいちばん透きとおった物語2 (新潮文庫 す 31-3)の感想
続編が出ることへの驚きと同時に前作が仕掛けで大ヒットしただけに今回はどうするのか、また新たな仕掛けがあるのかそれとも物語として勝負するのかとても気になっていました。未完に終わった作中作の謎を追ううちに作家の死の真相という新たな謎も生まれてくるのが作中作についても霧子さんが言うどこが謎なのか、という作りになっているのが面白いなと思いました。作中作も現実も苦い結末だけど作中作の真相には驚きました。「まえがき」に込められた宇津木の翠川双輔への愛と、嘘を守ろうとして最終回を書き上げた燈真の気持ちに泣けました。
読了日:02月09日 著者:杉井光
イェール大学集中講義 思考の穴──わかっていても間違える全人類のための思考法の感想
行動経済学の入門書を読んで興味が湧きこちらの本を手に取ったので五章の損失回避の話が面白かったです。暮らしの中で様々な決断をする場面があるけれど、自分は合理的と思って選択することもバイアスがかかっているかもしれないということは、あえてそれに逆らったりしないまでも、そういうことがあると知識として知っておくことがより良い判断に繋がるのではないかなと思いました。論理的にはこちらの方が良く良いように思えないのはバイアスのせい、というのにこだわって気分の良くない選択をするのもまた心の健康的には違うのかなと思いました。
読了日:02月05日 著者:アン・ウーキョン
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