読書感想2026年1月

1月の読書メーター
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ナイス数:63

Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ 5 (角川文庫)Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ 5 (角川文庫)感想
七人七騎の戦いが終わり勝利を手にした沙条愛歌。残すは大聖杯の起動のみ。綾香と出会い過去と現在は繋がっていることに気付き愛歌を止めるべく彼女の元へ向かうセイバー。愛歌の狂気に気付きながら彼女に従ったアサシン、キャスターとの戦いを経て約束された結末を迎える。動き出したビーストを倒すため愛歌の死後も現界し続けるセイバーが倒れていったサーヴァント達の声で復活しエクスカリバーを放つ時に彼等の手が重なるのが熱かったです。それだけに八年後の展開がこうなるのかと衝撃。世界を救うとはあるけどこれは完結して欲しい。
読了日:01月25日 著者:桜井 光
Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ 4 (角川文庫)Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ 4 (角川文庫)感想
4巻は今まで語られてこなかったアーチャー陣営とランサー陣営のマスターが登場。東京とそこに住む人々を守るために三騎士がライダーに挑む東京湾上神殿決戦が熱かったです。特に使うと死ぬ宝具を行使してまでそれを為したアーチャーの英雄譚が格好良かった。最後にかけられた言葉に未だ亡国の復活を願う正義の味方たりえないセイバーはどう思ったのか、最終巻が楽しみです。ランサーの宝具が愛している者ほど威力が増すので愛していない愛歌には軽かったというのが良かったです。
読了日:01月25日 著者:桜井 光
Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ 3 (角川文庫)Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ 3 (角川文庫)感想
各巻でそれぞれの陣営の目線から最初の聖杯戦争の結末までが語られているので、巻を進めるごとにその合間に何があったのかが補完されて物語の隙間が埋まっていくのが面白くなってきました。今巻はアサシン陣営、バーサーカー陣営とライダー陣営の断片。巽は今まで魔術とは何の関わりもなく聖杯戦争に巻き込まれたと言っていい存在でしたが、既に死亡する未来は語られていたので聖杯戦争を止めようとしていたのに残念な気持ちで読んでいました。ラスト、死してなお死体を弄ばれるのにはキャスターに怒りが湧きました。ライダーはギル様だと思ってた。
読了日:01月24日 著者:桜井 光
Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ 2 (角川文庫)Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ 2 (角川文庫)感想
第二巻は遠坂凛を彷彿とさせる玲瓏館美沙夜が主人公。玲瓏館のサーヴァントとして召喚されたキャスターが沙条愛歌に出会ったことにより裏切り、美沙夜に死の呪いをかけたことで弱みを突かれた美沙夜の父も死亡。美沙夜は呪いを解くために二回目の聖杯戦争に挑むことになるというのが過去の出来事。一巻でも怖ろしさを見せた愛歌が数々のサーヴァントを手玉に取っていくのがすごい。他を倒して最後まで残るという結末が語られていても。最後に父は美沙夜を守ろうとしたけど美沙夜はそれが呪いの決定打だったと思ってるのが悲しい。
読了日:01月24日 著者:桜井 光
Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ 1 (角川文庫)Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ 1 (角川文庫)感想
Prototypeの前日談、さらにPrototypeのアニメ版と同じように断片ということで場面場面が描かれる形で、全くのFate初心者が読むには難しい本かなと思いました。私は多少なりともFateに触れてきたのでこれが原型なんだと楽しめましたし、strange Fakeのアヤカの原典を知れて楽しかったです。愛に生きた愛歌の歪みやすごさの断片を感じられて面白かったです。この先は陣営ごとにスポットがあたるのか先が楽しみです。
読了日:01月24日 著者:桜井 光
ハヤブサ消防団 (集英社文庫)ハヤブサ消防団 (集英社文庫)感想
ドラマの川口春奈さんの可愛さと田舎の情景とカルトの陰謀に繋がる驚きが印象的だった作品。大筋は同じですが池井戸先生の筆致で描かれる八百万町の情景は再び懐かしさを感じさせてもらえて面白かったです。静かな山間を脅かす放火事件に太郎が家を失うだけでなくその人の人生も奪うんだと感じるところに改めて火事の怖ろしさを感じました。結末が違うことは知っていましたがエンタメ性のあるドラマとしっかり着地する原作の違いも面白かったです。一見因習的な話だけど実は一族の人間関係が原因というのは「変な家」もそうだったなと感じました。
読了日:01月24日 著者:池井戸 潤
この青春に、別解はない。 -デルタとガンマの理学部ノート2- (電撃文庫)この青春に、別解はない。 -デルタとガンマの理学部ノート2- (電撃文庫)感想
読み始めて思ったのはやっぱり文章が綺麗だなぁということ。保養地の自然の爽やかさやそこを訪れたデルタ達の青春感がとても心地よく、天狗や鵺の正体をフィールドワークで探っていく過程もなるほどと面白かったです。しかしそこからデルタと日知が踏み込んでいく闇。学園ミステリーでエグい真相は色々読んできましたが、メガソーラー利権というガチの闇が出てきたのはびっくり。ヒロイックに巨悪を倒して終わりだったらこの作品の世界観に合わないと思うのでこの決着も致し方ない。ドキドキの相部屋イベントが起こったのも伏線だったのはさすが。
読了日:01月13日 著者:逆井 卓馬
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 21 (GA文庫)ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 21 (GA文庫)感想
ティオナが寄生されて登場したときはその前に寄生されたらヘイズでも助けられないと言われていたので、前世でもベルと深い関係のあった彼女が今世では笑顔で居られたのにまさかという気持ちで愕然としました。しかし諦めないベルの天秤のどちらかを選ぶのではなく天秤自体をぶち壊す選択で彼女が助かって本当に良かったです。オラリオ全てを使った救出作戦は最初から最後まで熱くこの厚さもいっき読み。ベルを先に行かせるため離れていく仲間達、そして最終決戦で再び合流し逆転していく王道の展開、最後にベートがベルを認めて共闘も熱かったです。
読了日:01月11日 著者:大森藤ノ
創成魔法の再現者 9 新星の玉座 -神代に捧ぐ決別の詩- (オーバーラップ文庫)創成魔法の再現者 9 新星の玉座 -神代に捧ぐ決別の詩- (オーバーラップ文庫)感想
最高のライバル・ラプラス。エルメスがあまり感情的でないので余計に彼の露悪的な言葉が印象的でした。何度もぶつかり合い最後まで負けなかった男。王国の現状を変えようという想いは共通しながらその先が違っただけの両者なので想いの向く方向は違えどその真っ直ぐさは確かに〝綺麗だ〟と思いました。クロノ達と王国の壊滅に邁進していた日々が実は楽しかった、というのも良かったです。両者がぶつかる中、善の化け物が現れ共闘という展開も熱い。クロノと二人、地獄の道行きも楽しいものでありますよう。みわもひ先生ありがとうございました!
読了日:01月10日 著者:みわもひ
これが魔法使いの切り札 4.蒼穹の剣士 (ファンタジア文庫)これが魔法使いの切り札 4.蒼穹の剣士 (ファンタジア文庫)感想
リクスがリアとガイの間に割って入った時の「死ぬぞ!?」はそういうことだろうなと思ってニヤニヤ。アルフレッドがガイと同じグループになったときの「倒してしまってもいいんだろう?」は笑いました。リアに手を組まないかと誘われたときにその裏を読んでいたり、リアの魔法の正体を冷静に分析したりと他はダメダメでもリクスの戦闘センスの凄さのギャップが良い。実はシノの裡にシェノーラが宿っていて黒幕は彼女だったという展開に驚き。人形だったリクスが人として〝蒼穹の剣閃〟を会得し、時を超えた宿命に決着が付いたラストが熱かったです。
読了日:01月07日 著者:羊太郎
火之神の奉り火之神の奉り感想
U-NEXTさんの新レーベルということで気になり内藤先生の伝奇ものを購入。憑童(よりわら)の少女・江姫と眷属の銀竜が怨霊を鎮めるため神舞の儀式に挑む。最初にとり憑かれて江姫を襲った老人がキーアイテムを渡してくれたり少年の霊を導いてくれたりとキーマンだったのが良かったです。どうぞ安らかに。冗長になる設定説明から入るのではなく多少置いてけぼりにしても早々にイベントを起こして物語に入り込ませる構成が「物語に没頭させる」というレーベルコンセプトに合ってたなと思いました。続巻もあるようで楽しみ。
読了日:01月06日 著者:内藤了
むかしむかしあるところに、死体があってもめでたしめでたし。 (双葉文庫 あ 66-08)むかしむかしあるところに、死体があってもめでたしめでたし。 (双葉文庫 あ 66-08)感想
昔ばなしミステリシリーズ完結。第一話や第二話はこのシリーズならではの特殊設定を活かしたトリックが面白かったです。第一話は特殊設定を使い顔を入れ替えていたという普通のミステリでは不可能なトリックに驚き。第二話は死体には効かないというのがキモだろうなと思っていたので芳一の目が見えないというのも使ったトリックが面白かったです。第三話はifの展開を重ねて真相が見えてくる構成が楽しい。第四話は情報の追加で多重解決が進んでいくのが面白かったです。最終話は「そして誰もいなくなった」オマージュ。完結に相応しい一篇でした。
読了日:01月05日 著者:青柳碧人
灰と幻想のグリムガル level.23 ウエストランドの魔女 (オーバーラップ文庫)灰と幻想のグリムガル level.23 ウエストランドの魔女 (オーバーラップ文庫)感想
鬼神と聖者の戦いから逃れて方舟まで戻ってきたハルヒロ達。方舟という名前だけに宇宙船みたいなものなのかと思っていましたが実際に飛行モードに変形しオルタナを脱出。グリムガル西部に辿り着いた一行はまたもや未知の生態系を攻略しながらゴブリンに似た種族ノブリンの集落へ招かれる。タタの存在もありなんとか意思の疎通も交わして歓迎される一行だったがそんな中モンスターが集落を襲う。迎撃に向かうも強敵に苦戦するハルヒロ達。そんな魔物を打ち倒したのは魔女となっていたシホルだった。
読了日:01月04日 著者:十文字 青
我が焔炎にひれ伏せ世界 ep.5 死霊、喰らってみた (角川スニーカー文庫)我が焔炎にひれ伏せ世界 ep.5 死霊、喰らってみた (角川スニーカー文庫)感想
ガルドルシアを襲った魔族・灰鴉族の討伐を命じられた一行。灰鴉族が陣取る街へ赴くが彼等は魔王軍の参謀により与えられた呪血の副作用により残された時間が長くないことを知る。話し合いにより捨て駒とされた灰鴉族が降伏し街の護りを買って出る展開が良かったです。終盤街を襲う参謀により召喚された魔物に一掃されてしまうのが悲しかったですがツツミがその魂を取り込み「あなたを倒してくれとみんなが言っている!」と覚醒するシーンがウルッと来ました。ホムラも元世界の神フラムと出会い覚醒し、魔王も登場しクライマックスに向け先が楽しみ。
読了日:01月04日 著者:すめらぎ ひよこ
変人のサラダボウル (9) (ガガガ文庫 ガひ 4-23)変人のサラダボウル (9) (ガガガ文庫 ガひ 4-23)感想
再開発計画が持ち上がったところで栄福荘を守るのかと思いきや、リヴィアの「家や故郷がそんなに大事か?」という一言に驚きました。しかし元々異世界の故郷が滅びこの世界に来てからもホームレスの暮らしをしてその後もあちこちを転々としてきたリヴィアだけにその言葉には説得力があるなと思いました。天下を獲る決意を固め数年ぶりに対峙するリヴィアとサラ。次巻完結とのことでどんなラストが待っているのか楽しみです。スーパーカミオカンデの伏線はちゃんと回収されるのか気になる。
読了日:01月04日 著者:平坂 読
境界のメロディ2 (メディアワークス文庫)境界のメロディ2 (メディアワークス文庫)感想
宮田ニキ祝アニメ化おめでとうございます! 前巻でカイがサムライアーに言った「お前らは生きてる!なんだってできる!」という言葉がすごく刺さったのでカインの「動けない人もいる。誰でも夢が叶うっていうのは残酷な言葉だ」という言葉がちょっとショックでした。しかしそれもSOME LIARSと起こした奇跡で再び追うことが出来そうで良かったです。夢を追いイギリスに渡ったサムライアーがカイにそっくりなカインと出会いひたすら駆け抜けて行く物語。最後はカインの秘密が明かされなるほど境メロシリーズだなと驚きました。
読了日:01月02日 著者:宮田 俊哉
都市伝説解体センター ノベライズ みらい文庫版 真実を暴きだせ (集英社みらい文庫)都市伝説解体センター ノベライズ みらい文庫版 真実を暴きだせ (集英社みらい文庫)感想
ノベライズ後編。各エピソードがティーン向けにコンパクトになりながらゲームの雰囲気どおりにノベライズされているのは前作どおり。ゲーム画面もふんだんに使われていて物語をもう一度楽しめました。あざみの管理人の正体を解体する場面は熱かったです。SNSで拡散されていく噂が人を殺す怖さは現代ならではの教訓。衝撃のラストはそのままですがエピローグはちょっとだけ描写が加わっていて良かったです。鮫島事件やトシカイくんコラムの「おや、誰か来たようだ」なんかは対象読者は知らないだろうなと。
読了日:01月02日 著者:志田 もちたろう,『都市伝説解体センター』(墓場文庫),集英社ゲームズ
頭脳と異能に筋肉で勝利するデスゲーム 2 ~頭脳戦に舞い降りた最強のバカ~ (オーバーラップ文庫)頭脳と異能に筋肉で勝利するデスゲーム 2 ~頭脳戦に舞い降りた最強のバカ~ (オーバーラップ文庫)感想
今回もめっちゃ面白かった! バカの善性にメンバーが次々と心ほだされていくのが嬉しい。ゲームも素直にクリアしていくのかと思いきやバカの力を使った双子の部屋や、その部屋が伏線でクリアした山羊の部屋も面白かったです。山羊の部屋で壁に勝てなかったバカの嘆きにジーンときたあとのめろんぱぁんのギャップにクスッとなりました。次の周の山羊の部屋が『怖い部屋から思い出の部屋に変わるんだ』と、想いを込めためろんぱぁんも熱かったです。皆の願いや正体が明かされる中、木星さんの謎も出て来て続きが楽しみです。
読了日:01月02日 著者:もちもち物質

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